『思い出さがし』 239・いのち①
10月3日の236・人のうわさ②で更新がなく不安な方も居られたかと思いますが諸事情のためお許しください。再開します。(人のうわさ③④は更新忘れでした。すみません。)10月18日(日)に右腰を痛め歩くことも出来ず、その上、視神経の異常もあり休養をとることになり、1ヶ月も迷惑をかけてしまいました。お許し下さい。今後は無理をせずゆっくり歩いて行きたいと思っています。休んでいる時にも出会った子ども達のことで思い出し笑いをしたり、1人1人に話しかけている夢をみたり、時には落ち込んで明日を考えることのできない日もありましたが、子ども達に支えられて元気をもらいました。その上家族の心づかいは大きな支えになりました。1人でベッドの上にいる日がなかったことは病人に生きる力を与えてくれました。特に小さな命を輝かせている孫やひ孫の存在はまぶしい程私の心を励ましてくれました。小さな生命のことについて思い出すことが沢山あります。ある大学生が自分の未来について不安と苛立ちを持ち、学校へ行けなくなり引きこもってしまいました。その母親から相談を受けました。「もうすぐ姉が出産のため里帰りするので、部屋もないので大学生の息子はアパートを借りて1人暮らしをさせてやりたいと思うのですが…1人暮らしを望んでいるので。」とのことでした。私はすぐに「ノー!」と答えました。「どうして?」の問いに私は「とにかく赤ちゃんをみんなで迎えてあげて下さい。」と頼みました。2週間後、不登校の彼が私を訪ねて来ました。「先生!赤ちゃんて何て凄い力を持っているんでしょう。」いきなりの明るい声にびっくりでした。
2016年11月08日 23:59